塗装2.0 / 不確定要素を排除しアップデートするペイントシステム

職人といえば「職人技」や「神業」、「伝統的」などすご腕な印象があります。

また「こだわり」や「ガンコ」などといった頭の固いイメージもあります。

確かに芸術的な職人もいるかと思いますが、正直まだお会いしとことはありません。

誤解を恐れずに言いますと、一般住宅の外壁塗装するのに「伝統的」で「芸術的」な職人業って必要ですか?

「奥さん。今回は○○塗りという伝統的な技術を使い、ココの部分は△△技法という塗り方で施工させてもらいました。

これらの技術を使えるのは日本にも数名しかいませんよ。」

っていりますか?

それよりもちゃんとした適切な下地材、カタログ通りの規定の塗布量が守られる事。

極力不確定要素を無くし、体調や気分に左右されず高いレベルでの再現性のあるシステムに則って施工を行い仕上げることのが重要だと思います。

大工さんがいい例

大工さんを例に出しますが、そんなに大工の事に詳しくないので、間違ってたらごめんなさい。

大工の世界ではもう職人技はなくなってきてるのではないでしょうか。

昔の大工さんに言わせれば

「今の奴らは大工じゃねぁ。材料を刻んで造れねぇ奴ばっかりだ。」

よくこんな事を聞きます。

今はもう最初から部品が出来てて、それを組み立てるだけ。

いわゆるプレハブ。

「豪華なプレハブ」や「デッカいプラモデル」みたいです。

凄い設計士が、こうやってこれをこうしてこれをくっ付けて、なんたなかんたら・・・・

材料や設計図やマニュアルを作ってくれたんでしょうね。

しかしそのお陰で職人の腕による「差」がなくなり誰でも同じクォリティーや耐久性の住宅ができる様になりました。

しかも低価格で。

何十年か前に輸入住宅が入ってきた時、日本の住宅の半分の価格でしたから。

おそらく最初は大工さん達は反発したと思いますよ。たぶんだけど・・・・

塗装2.0マニュアル

いろいろな業界、業種でもそうですが仕組み化、体系化してマニュアル通りに行えば再現できるのです。マクドナルドが良い例。

塗装でも外壁の素材や傷み具合によって補修の方法、下地の選定、上塗りの材料など。

養生のやり方や手直しのやり方などなどetc・・・・

いろいろはパターンを全てシステム化しマニュアル化すれば再現できます。

作業内容も毎日記録し見える化をして、材料や道具などの毎日準備するものまでチェックリストで管理することにより、準備時間の短縮と忘れ物を防ぐことができます。

その職人技いる?

職人技術のニーズがなくなってきたと思います。

もちろん「高いお金を払ってでも一から大工さんに家を建ててもらいたい」という方は一部にいらっしゃるかと思います。

ペンキ屋さんはどうでしょうか。キャリア10年と30年では30年の職人さんに塗ってほしいのでしょうか?

ただ塗装に関しては経験1年の若い衆と、30年選手のベテランが塗っても規定の塗布量を保てば耐久年数は変わりません。

シンナーなどで薄めて塗れば別ですが。

職人脳をアップデート

昔からの職人の技術を否定するのではありません。本当に素晴らしい芸術的な業を持っている職人もいることでしょう。

ただメーカーさんも頑張ってて材料も進化してれば道具も進化してるのです。

それらを効率よく使ってより良くより綺麗に仕上げたいだけです。

「効率化」と聞くと職人とは反するイメージなのかもしれません。

産業革命で手工業から機械工業になったように歴史が証明しています。

塗装道を追求するのも大事かと思いますが、考え方や情報を「職人脳」を【塗装2.0】にアップデートすることが非常に重要です。