よくペンキ屋の人達と雑談で
「AIが発達して10年後に無くなる仕事の中に塗装業も入ってるんで、あと10年で外壁塗装の仕事無くなるから仕事辞めてなんか他の事やらんといかんなぁ。」
的な話をすると決まって、
「あと10年でロボットがペンキ塗れる様になる訳ないだろ。」
「ペンキ屋の仕事は無くならないぞ。」
という様な回答が必ず返ってきます。
??・・・・なぜロボットが塗るの?
なんでそういう発想なの?
そりゃぁオレだってあと10年で人型のロボットがペンキをペタペタ塗るなんて思ってねぇよ。
そういう事じゃなくて、もっとテクノロジーが発達して機械なども発展して誰でも簡単に外壁塗装などをDIYや日曜大工みたいに気軽になってわざわざ職人やプロに頼まなくてもよくなるかもしれん。
もしかしたら将来ノーメンテナンスの素材などが出来上がるかもしれない。光触媒や空気触媒がその第一歩だったのかもしれない。
もちろんペンキ屋ロボットが誕生する可能性だって全く否定はできないはずだ。
どんな未来になるかはオレなんかには予想も想像もできないが、ただ10年後に消える職業に入ってるということはそういう方向でAIが発達してるって事でしょ。
外壁塗装の工事は無くならないけど、塗装職人や作業員がだんだんなくなっていくってことでしょ。
塗装は10年後に無くなる仕事
「10年後に無くなる仕事」などてググればすぐでてくるはずだ。
AI(人工知能)の研究をしている英オックスフォード大学の准教授のマイケル・A・オズボーン氏が認定している「10年後に無くなる仕事」。
受付や事務の仕事など、簡単なルーティーンワークは前々からずっと言われているし、みんなも想像しやすいだろう。
しかしAIの進歩はすさまじく非ルーティーンワークもできるようになるだか、なっただか。
このオズボーン氏だって「ペンキ屋が嫌いだから消えてしまえっ」て事や当てずっぽで言っているのではなく、今の進化や発達を予想してそれなりの根拠があっての発言だろう。
そして消えると言ってるのは「塗装工」であって「塗装業」ではない。
つまり「仕事」がなくなるのではなく「人」がなくなるのだ。
だからどんな形になるかは分からんが、消える可能性があるだろうということだよ。
アマゾンもいつか無くなる
AmazonのCEOジェフ・ベゾス氏は「アマゾンもいつかは他の物に取って代わってなくなるだろう。」
みたいな事を何かで見たことがある。
時価総額 NO.1だかNO.2のAmazonがなくなるなんて考えられないが、でもいつかはテクノロジーが発達して、もっとより良いサービスが出来てAmazonも淘汰されるだろうという危機感を持っているという事なんじゃないかな。
それがどんなサービスが出てくるのかと言われれば知らないよ。それが分かってればベゾス氏だって対策を打つだろう。
そもそもその前にAmazonは住宅にも手を出したから、そのうちペンキ屋もAmazonに駆逐されるかも知れんな。
ペンキ屋未来予想図
ペンキ屋に限らず全ての業種で危機感が必要だ。
AIの音声認識なんかは凄く進歩した。スマホの音声認識機能は数年前と比べてかなり良くなってると思う。
画像認識機能も凄く進化しているらしい。
例えばお掃除ロボット「ルンバ」みたいな感じで外壁に貼り付いてグルグル回って寝ている間に外壁が塗り変わっているかもしれない。
レーザーで”ビーー”って当てて外壁素材や劣化の具合など診断して修復、塗装してくれるかも分からん。
それよりもなんらかの装置で遠隔操作で塗り替えが出来るとこになるかも。
そうなってくると「塗装職人」じゃなくて「エンジニア」だな。
まぁこの先どうなるかはオレには分からん。オレの考えることじゃないから。
未来へのまとめ
10年やそこらでは人型ロボットがペンキを塗ることはないと思う。そもそもロボットが代わりに塗るという発想がどうかと。
AI(人工知能)のスペシャリスト、マイケル・A・オズボーン氏が予想する「10年後に消える職業」にはそれなりに根拠がある。そして消えると予想してるのは「塗装業」ではなく「塗装工」。
Amazonが世の中の商品を全て牛耳ったらペンキ屋もAmazonの傘下に入って認められないとペンキを塗れない未来が来るかも。
機械が発達して遠隔操作で外壁塗装が可能になれば職人からエンジニアに。
オレは新しい物好きでITやテクノロジーに興味あるからどうなっているか早く見たいね。